申請ガイド
採択後の流れ
(交付申請・実績報告)
補助金は採択通知が届いたら終わりではありません。 交付決定が下りるまで発注・契約・支払を行ってはいけないというルールを知らずに 失敗するケースが後を絶ちません。 採択後のステップを正しく理解して、補助金を確実に受け取りましょう。
採択通知=補助金確定ではありません。 交付決定通知が届く前に発注・契約・支払いを行った経費は、補助金の対象から外れます。 採択後は必ず「交付申請→交付決定」を待ってから発注してください。
採択から補助金受領までの全体フロー
採択通知の受領
事務局から採択通知が届きます(jGrants上または郵送)。おめでとうございます。ただし、ここはまだスタートラインです。
交付申請(jGrants)
jGrants上で交付申請を行います。採択時の計画内容に基づいて、補助対象経費の内訳・見積書等を提出します。 申請から交付決定まで数週間〜1ヶ月程度かかることが多いため、余裕をもって手続きしてください。
交付決定通知の受領 ← ここを待つ
事務局から交付決定通知が届いて初めて、発注・契約・支払いが可能になります。 この通知が届くまでは一切の発注・契約・支払いを行わないでください。
発注・契約・導入・支払い
交付決定後に、設備・システムの発注・契約・納品・支払いを行います。 補助事業の実施期間(事業実施期間)内に完了しなければなりません。 期間を過ぎると補助対象外になるため注意が必要です。
実績報告(jGrants)
事業完了後に実績報告書を提出します。発注書・請求書・納品書・振込明細など、 支払いの証拠となる書類をすべてアップロードします。 書類が不備だと補助金が減額・不支給になるため、日頃から書類を整理・保管しておくことが重要です。
確定検査・補助金額の確定
事務局が実績報告書を審査し、補助対象経費と補助金額が確定します。 現地確認や追加資料の提出を求められる場合があります。
補助金の受領
確定した補助金額が指定口座に振り込まれます。 申請から受領まで、補助金によっては1年以上かかるケースもあります。 その間の資金繰りにも注意が必要です。
採択後によくある失敗・注意点
交付決定前に発注・支払いをしてしまった
最も多いトラブル。採択通知を「お金がもらえる確定」と誤解して急いで発注してしまうケースです。 交付申請から交付決定まで時間がかかりますが、必ず待ってください。
事業実施期間を過ぎてしまった
交付決定後、補助事業を完了できる期間(事業実施期間)が決まっています。 納期の遅延や業者との調整が長引いて期限を超えると、補助対象外になります。 余裕をもったスケジュールで進めてください。
証憑書類が揃っていない
実績報告では、発注書・請求書・納品書・振込明細(通帳コピーまたはインターネットバンキング明細)など 一連の書類がすべて必要です。クレジットカード払いは認められないケースもあります。 支払い方法を事前に確認しておきましょう。
計画と異なる経費を使ってしまった
採択・交付決定された事業計画と大きく異なる内容で発注した場合、 補助対象から外れることがあります。 変更が生じた場合は事前に事務局に相談し、「変更承認申請」を行ってください。
補助事業終了後の報告義務を忘れた
多くの補助金では、補助金受領後も数年間にわたって「事業化状況報告」などの フォローアップ報告が義務づけられています。 報告を怠ると補助金の返還を求められる場合があります。
資金繰りへの注意
補助金は後払い(精算払い)が原則です。 先にすべての費用を自己資金または融資で支払い、実績報告後に補助金が振り込まれます。 交付決定から受領まで半年〜1年以上かかることも多いため、その間の資金繰りを事前に計画しておく必要があります。
資金調達の選択肢
- 日本政策金融公庫の融資 — 補助金採択を条件とした融資の相談が可能
- 信用保証協会の保証付き融資 — 地方銀行・信金と連携した制度融資
- 補助金つなぎ融資 — 補助金受領を前提としたつなぎ資金の融資商品(金融機関によって取り扱いが異なる)
ご利用にあたっての注意事項
- 本ページの情報は掲載時点のものです。補助金ごとにルールが異なり、また制度は変更される場合があります。必ず各補助金の公募要領・事務局の案内をご確認ください。
- 当サイトの情報を参照して行った申請・手続きの結果について、当サイトは一切の責任を負いません。詳しくは免責事項をご確認ください。