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交付決定前の発注・支払は補助対象外になります

採択通知=補助金確定ではありません。 交付決定通知が届く前に発注・契約・支払いを行った経費は、補助金の対象から外れます。 採択後は必ず「交付申請→交付決定」を待ってから発注してください。

採択から補助金受領までの全体フロー

STEP 1

採択通知の受領

事務局から採択通知が届きます(jGrants上または郵送)。おめでとうございます。ただし、ここはまだスタートラインです。

STEP 2

交付申請(jGrants)

jGrants上で交付申請を行います。採択時の計画内容に基づいて、補助対象経費の内訳・見積書等を提出します。 申請から交付決定まで数週間〜1ヶ月程度かかることが多いため、余裕をもって手続きしてください。

STEP 3

交付決定通知の受領 ← ここを待つ

事務局から交付決定通知が届いて初めて、発注・契約・支払いが可能になります。 この通知が届くまでは一切の発注・契約・支払いを行わないでください。

STEP 4

発注・契約・導入・支払い

交付決定後に、設備・システムの発注・契約・納品・支払いを行います。 補助事業の実施期間(事業実施期間)内に完了しなければなりません。 期間を過ぎると補助対象外になるため注意が必要です。

STEP 5

実績報告(jGrants)

事業完了後に実績報告書を提出します。発注書・請求書・納品書・振込明細など、 支払いの証拠となる書類をすべてアップロードします。 書類が不備だと補助金が減額・不支給になるため、日頃から書類を整理・保管しておくことが重要です。

STEP 6

確定検査・補助金額の確定

事務局が実績報告書を審査し、補助対象経費と補助金額が確定します。 現地確認や追加資料の提出を求められる場合があります。

STEP 7

補助金の受領

確定した補助金額が指定口座に振り込まれます。 申請から受領まで、補助金によっては1年以上かかるケースもあります。 その間の資金繰りにも注意が必要です。

採択後によくある失敗・注意点

交付決定前に発注・支払いをしてしまった

最も多いトラブル。採択通知を「お金がもらえる確定」と誤解して急いで発注してしまうケースです。 交付申請から交付決定まで時間がかかりますが、必ず待ってください。

事業実施期間を過ぎてしまった

交付決定後、補助事業を完了できる期間(事業実施期間)が決まっています。 納期の遅延や業者との調整が長引いて期限を超えると、補助対象外になります。 余裕をもったスケジュールで進めてください。

証憑書類が揃っていない

実績報告では、発注書・請求書・納品書・振込明細(通帳コピーまたはインターネットバンキング明細)など 一連の書類がすべて必要です。クレジットカード払いは認められないケースもあります。 支払い方法を事前に確認しておきましょう。

計画と異なる経費を使ってしまった

採択・交付決定された事業計画と大きく異なる内容で発注した場合、 補助対象から外れることがあります。 変更が生じた場合は事前に事務局に相談し、「変更承認申請」を行ってください。

補助事業終了後の報告義務を忘れた

多くの補助金では、補助金受領後も数年間にわたって「事業化状況報告」などの フォローアップ報告が義務づけられています。 報告を怠ると補助金の返還を求められる場合があります。

資金繰りへの注意

補助金は後払い(精算払い)が原則です。 先にすべての費用を自己資金または融資で支払い、実績報告後に補助金が振り込まれます。 交付決定から受領まで半年〜1年以上かかることも多いため、その間の資金繰りを事前に計画しておく必要があります。

資金調達の選択肢

  • 日本政策金融公庫の融資 — 補助金採択を条件とした融資の相談が可能
  • 信用保証協会の保証付き融資 — 地方銀行・信金と連携した制度融資
  • 補助金つなぎ融資 — 補助金受領を前提としたつなぎ資金の融資商品(金融機関によって取り扱いが異なる)

ご利用にあたっての注意事項

  • 本ページの情報は掲載時点のものです。補助金ごとにルールが異なり、また制度は変更される場合があります。必ず各補助金の公募要領・事務局の案内をご確認ください。
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